敷地の道路後退と補助金 相談事例ケース4 セットバック部分の整備って自己負担しなきゃダメなの?

土地に建物を建築(建替え)などをする場合、接する道路の幅員が4.0m未満である場合には、原則として道路の中心線から2.0mまで後退した部分を敷地面積から除外して建築確認の対象面積としなければなりません。

いわゆる「セットバック」と呼ばれるものです。

セットバック(道路後退)をしないと建築確認が受けられないけど後退部分を市が買い取るわけでもなく、整備も自己負担しなければなりません。

土地の契約をする際に説明をするとお客さんは「納得はいかないけど、仕方がないですよね・・・」という感じです。

建替えを検討しているお客さんは「なんでうちの土地を無償で差し出さなければならないんだ?」と感じてしまう事が多いように思います。

このような状況でお客さんの負担を少しでも軽減できるようにご提案しているのが「補助金」のお話です。

横浜市は道路を整備する前に人が住み始めてしまった土地が多いため、区画が整然としていない地域が多いです。

そのため「その幅員と通行に支障のない形状を確保することにより、安全で良好な住環境の形成及び災害に強いまちづくりに寄与することを目的」として

「横浜市狭あい道路の整備の促進に関する条例」により、一定の条件を基に後退部分の整備に補助金を助成する制度があります。

「狭あい道路」に指定されている場合、建築確認申請の30日前までに申請・協議をすることで、門・塀・土留め・擁壁・樹木などの撤去費用や引込設備の移設など、道路後退に必要な撤去費用の一部に補助金が支給され、後退した部分も市道として管理する場合は市が整備を行ってくれます。

狭あい道路に指定されていない場合でも一定の要件に該当すれば補助金が出る場合もあります。

この制度の内容や土地が該当するかどうかは案件ごとに調査も必要で話が難しくなるのでここでは省略しますが、下記リンクから制度の簡単な内容が確認できます。

横浜市 狭あい道路拡幅整備事業のQ&A

土地を売るとき、買うとき、建物を建てるとき、全体の取引をイメージすればこのような制度もご提案ができるため、当社では「おいしいおうち」というプロジェクトチームで対応しているのです。

不動産の売買や建物建築をお考えの際はぜひご相談下さい。