7年売れなかった土地 相談事例 ケース1

以前売買した土地のお話しです。

売主さんがマンション用地として等価交換した残地を数名で相続していました。

その土地は道路から2.5mほど低く、宅地からはさらに3m程の擁壁で隣地が低く、建築基準法の道路にも接していないため建替え(建築確認が取得)出来ない土地でした。

数年に渡り、いくつかの不動産会社に売却を依頼していたが売れず、私に相談が来ました。

過去の経緯をお伺いしてから物件調査・売却額の査定報告書を作成。

擁壁は検査済みが確認できて、売値も普通の土地相場並みの売出し価格だったものを、根拠を示して適正価格に是正。

一番問題だった建築確認が下りない道路も「43条但し書き」の事前相談の結果、道路所有者の皆さんのご協力を得て、条件付きで建築ができる見通しが立ちました。

以前の販売業者はこれらの内容を理解して整理をしないまま販売していたようで…

簡単に言ってしまえば「売れる商品になっていない」状態です。

仲介手数料は成約価格の3%+6万円に消費税となるため、手間がかかり売値も低いからあまりやる気がなかったのでしょうか…?

それでもやはりクセがあり、建築会社もリスクのある土地のため、私が担当してから2年近くかかってしまいましたが成約する事ができました。

ある物を売る仲介業務だけでは無く、自社で土地を仕入れて加工して販売したり、建売住宅にする企画開発業務の経験が活用できた案件でした。

少し問題があったり売りにくい不動産でも、内容を理解して準備を整えれば売れる可能性は高まります。

査定価格の高い、安いだけに惑わされないようご注意下さい。